X100Vで約3000枚の撮影をした感想と作例(その1)

X100Vが手元に届いたのが2/28なので、本日で約2ヵ月弱となりました。

その間の撮影枚数は2741枚。

 

メイン機はX-Pro2ですが、コンパクト(X-Pro2と比較して)な為、高頻度で使っています。

今回は簡単な感想を作例を交えてX100Vの魅力を紹介していこうと思います。

 

X-Pro2やX100Fとの比較もしたいのですが、それはまた別の記事で。

 

 

参考までにSSやF値、ISOを写真の下に載せています。

写真に詳しい方は違和感があるかも知れませんが、絞りを解放で撮る事が多く、カメラ内蔵NDフィルタを多用している為、その様な数値になっています。

 

長くなりましたが以下、全て撮って出しです。

※撮って出しとはカメラで撮影したままの写真ということです

 (撮影した写真をPCに取り込んで色合いを変えたりすることを"現像"と言います。)

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:160 / フィルムシミュレーション:PRO Neg.Hi

記念すべき1枚目の写真。

カメラの設定が終わり、被写体が丁度目の前にあったので撮影。

柔らかなボケと自然な色合いから、料理の食感までイメージ出来てしまう気がする。

換算35mmの画角は食べ物を撮るのに丁度良いのでブロガーさんにはオススメです。

 

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 絞り:F2 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:800 / フィルムシミュレーション:Classic Negative

1枚目は換算35mm。2枚目はデジタルテレコン50mmを使用。

新設計のレンズによりピント面はかなりシャープで、たい焼きの表面の質感が素晴らしい。

ボケも自然。

デジタルテレコンを多用する為、以降の写真では使用の有無は省略します。

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:800 / フィルムシミュレーション:Classic Negative

またしても食べ物。

粉チーズの質感やスパゲッティの表面の質感まで細かく撮れている。

撮影条件は異なれど、安定して美味しそうに撮れているのが分かるかと思います。

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:1250/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

続いて小物の写真です。

陶器やチタンの質感が見て取れるかと思います。

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Velvia

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

換算35mmは喫茶店等で小物や食べ物を撮るのに丁度いい画角だと改めて実感しました。

接写の写真は後で紹介しますがもっと寄る事も出来ます。

 

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絞り:F2.8/シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

 

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絞り:F2 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

 

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絞り:F2/シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:160/ フィルムシミュレーション:Classic Negative

続いては花の写真。

1枚目の様に換算35mmで広角気味に全体を写すも良し、2、3枚目の様にデジタルテレコンを使い中望遠で撮っても良しという感じです。

フィルムシミュレーションのClassic Negativeとカラークロームエフェクトの効果でフィルムとデジタルの良い所取りの色合いの写真になりました。

RAW撮影をして、家に帰りPCで現像してもこの様な色合いに出来るのでしょうが、カメラ側の設定のみで自由に決められるので、撮影していてとても楽しいです。

 

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絞り:F3.2/シャッタースピード:1/640秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Velvia

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絞り:F3.2/シャッタースピード:1/640秒 / ISO:800/ フィルムシミュレーション:Velvia

浜辺にて見つけたヤドカリを接写。

公式の仕様だと約10cmまで接写可能との事で、この写真もそれくらい近付き、尚且つデジタルテレコンを使用。

咄嗟に撮った為ピントの確認は出来なかったが、AFが改善されているのか欲しい所にピントが合ってくれました。

 

ざっくりですが、X100Vの作例を紹介しました。

X100Vのレビューを見ていると、Classic Negativeの作例を多く見かけましたが、割りとフィルム風に撮っている方が多い印象を受けましたので、フィルム風に寄り過ぎていない写真をメインに紹介していきました。

X100V購入の参考になれば嬉しいです。

風景の写真やフィルムシミュレーションの話、カメラ本体の操作感等は次回の記事に書いていこうと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。